無差別殺人事件で思うのですが
最近 特に 無差別殺人事件が多いと感じました。
特に小さなお子さんやその親御さんが犠牲になるのは耐えられません。
尊い命をなんと思っているのでしょうか！！
今回の事件で下記の事件を思い出しました。．．
18年前（2001年）の 大阪・池田小学校襲撃事件をまず思い出しました。
児童8人が死亡、教師含む15人が重軽傷を負いました。
犯人の「宅間守」は、物心がつくかつかないうちから 父親に酷く叱られ
父親から殴打され、時には木刀でも殴られる環境で育ったそうです。
本当ならば両親から愛され 大事に育つのが普通の家庭なのに
親の暴力のせいで 家庭が一番怖い場所だったようです。
そのため蓄積したストレスが学校の小さな動物の虐待になったそうです。
成長すると 今度は母親を殴り
家庭内暴力を起こすようになったそうです。
でも あの時のテレビの報道を見ていて 一番印象に残ったのは
宅間守の両親へのインタビューでした。
両親は 「あんなのは 私達の子供と思った事がない。だから
あんなのは さっさと死刑にでもしてくれ！」
と言った父親の言葉でした。
この両親にして この子あり！
まさしく 親の育て方が 全ての犯罪の大元だと思いました。
土浦連続殺傷事件 犯人「K」
犯人Kは外務官僚の息子で 学力と成績としつけに厳しい父親に育てられ
大人しく控えめで スポーツもできた少年が
内面の性格がどんどん変わっていったそうです。
それと同時に弟や妹までも不登校になって行ったそうです。
この場合も 完全に親の育て方が原因だと感じました。
池袋通り魔殺人事件 犯人「造田博」
造田博の成績は優秀だったそうです。しかし
お金を使い果たし、借金取りに追われたため
家財道具を持って両親だけ夜逃げしたそうです。
そのせいで造田博は 高校を中退しなくてはならなくなり
職も転々とし、両親の夜逃げ以後 全ての歯車が狂い
精神崩壊につながったそうです。
つまり この事件も犯人の両親が犯罪の大元という事です。
秋葉原通り魔殺人事件 犯人「加藤 智大」
この事件もはっきりと記憶にあります。残忍そのものでした。
7人が死亡、10人が負傷した事件でした。
犯人「加藤 智大」の生い立ちは
教育熱心な母親として有名であったそうです。
■幼少から厳しく育てられた。
■冬の寒い日に（話は青森である）薄着で外に立たされているのを見た近所の人がいる。
■小学生の頃から珠算やスイミングスクール、学習塾に通わされた。
■友人の家に遊びに行くことも、友人を家に呼ぶことも禁止。
■作文や絵画は親の検閲がはいる（先生ウケする様に親が指示命令）。
■見ることが許されたテレビ番組は「ドラえもん」「まんが日本昔ばなし」
■男女交際禁止
この様な状況で育った加藤智大は小中学校は成績優秀スポーツ万能で、
母の期待に応え県立青森高校に入学するのですが、
母に暴力を振ったり部屋の壁に穴を空け、
教室の窓ガラスを素手で割ったりする様になります
加藤被告は親（母親）の欲望を満たす為に
長期に渡って欲求を抑圧する生活を続けていたものと思われます。
表面上、小中学校時代は上手く行っていた彼の人生ですが、
県下一の進学校青森高校に入学してから歯車が狂い始めた様です。
父も黙っているばかりで助け船はなにも出さなかった。
結局 この事件も親の育て方が 全ての原因だと思いました。
こういう環境で育った人は 自分の命が軽いのです。
だから 他人の命も軽いと思い 殺すのに躊躇がないと感じました。
たとえ ここまで酷い家庭環境で育たなくても
やはり『三つ子の魂百まで』という様に この意味は
「３歳ごろまでに受けた教えによって作られた性質・性格は、
100歳になっても根っこは変わらない」 という意味だそうです。
3歳くらいで、脳内神経細胞のおよそ 80%が完成される
でも 安心してください！
脳神経細胞は３歳くらいまでにできても、
人間の脳は日々成長しています。
だから 乳幼児の3歳以降でも
その後のかかわり方ひとつで やり直しが効くのだそうです！
小学校低学年までのお子さんならば
「ただいま～」って帰ってきたら
「おかえり～」って思いっきりギュ～って抱きしめてあげると
子供が安心感を持ち 親への信頼感をより持つのだそうです。
そうすると 母と子の信頼感が増せば増すほど
今度は 自ら自立への一歩を踏み出すのだそうです。
やはり 親の愛こそが全てなのですね！
私も勉強になりました。
もっと早くに 私もこういう幼児教育を知っていたかったです。
うちの息子は もう大きいので 今さら 無理ですが
息子が子供を持てる事を期待して 将来 伝えたいと思いました。
親がちゃんと愛情を持って育てれば
このような犯罪は起きないでしょうと
願いながら 終わります。
長いこと 読んで頂き ありがとうございました。
